家族
2022年01月07日
三日坊主>
最近旦那は足の調子が悪いらしい。
「足の裏が傷むねん・・・」
しょっちゅう走りに行っていたのにそれも難しくなったらしい。
お尻から左足の先まで痺れたような痛みがある。
歩いていて痛みがくると立ち止まって前かがみになると治る。
電車でじっと立っていると痛みに耐えられず何度も電車を降りた。
もしかしたら手術しないと治らないかも・・・
と、真顔で言って、整形外科に行こうとネットであちこち探し出した。
「それって坐骨神経痛ちゃいますか?」
嫁の素人診断など聞く耳を持たない旦那に、
「A整形外科は先生めっちゃ怖いで。MRIがあるからすぐに結果はわかると思うけど・・・」
「N整形外科は捻挫ぐらいなら十分やけど、難しい事案はどうかなぁ・・・?」
「近所の皆さんの評判が良いのはK医院やけど、お年寄りが多いから待ち時間が長いかも」
と、わかる限りのご近所情報を流しておいた。
最初旦那はA整形外科に行こうとしたが翌日しか予約が取れないとわかるとK医院にした。
しかしK医院はMRIが無いのでHS記念病院に紹介状を書いてそこでMRIを撮影し、結果をK医院で教えてもらうという流れなので、かえって遅くなったような・・・
私が一番お勧めしたのは母の膝の痛みを治してくれたT整骨院だが、旦那は手術レベルの治療になると信じているので気が進まないようだった。
MRIの結果、腰椎の間が狭まってはいるがそれほどひどい状態ではないと言われたらしい。
牽引されると、帰りにものすごく足が痛くなるとぼやいていた。
旦那は家でも牽引したいと思ったようで、ぶら下がり健康器を買いたいと言いだした。
「あなたの実家にあるんちゃうん??見たような気がしますけど」
私は心の中で大反対だったが、旦那には小さな声で
「すぐに飽きて物干しになると思います」
と伝えておいた。
しかし思いたったら吉日体質の彼は、翌日アマゾンで「突っ張るぶら下がり健康器」を購入していた。
取付は廊下の壁・・・
旦那は、柱が通っているような部分を見つけて突っ張ると大丈夫だと自信たっぷりに宣わっていた。
そしてつっぱった結果・・・
壁がへこんだ・・・
「はぁ?」
少しずらしてもう一度設置しなおした。
こんどは壁と天井の間のコーキング部分に隙間ができた。
彼はぶら下がった。
私がぶら下がった彼を見たのはその時が最初で最後だった。
3日もやってへんやん!!
ということで予想通り、彼の代わりに洗濯物が毎日ぶら下がっている。
v( ̄∇ ̄)v
rumichan2525 at 00:02|Permalink│Comments(0)
2021年11月28日
涙雨
母の月命日だったのでお墓参りに行ってきた。
4日ほど前に兄が千葉から来ていて、一緒にお墓参りをしたのでお花は枯れていなかった。
甘いおやつの母恵夢をお供えし、手を合わせようとすると空が暗くなり雨がポツポツ降ってきた。
「え〜!さっきまで晴れてたやん!」
たしか納骨後に毎日お参りしていた時にも急に雨が降ってきたことがあったっけなぁ・・・
もしかして母が涙を流して喜んでくれてるのかもしれへんなぁ・・・
(それともお菓子がよっぽど美味しかったんかな?)(* ̄∇ ̄*)
4日ほど前に兄が千葉から来ていて、一緒にお墓参りをしたのでお花は枯れていなかった。
甘いおやつの母恵夢をお供えし、手を合わせようとすると空が暗くなり雨がポツポツ降ってきた。
「え〜!さっきまで晴れてたやん!」
たしか納骨後に毎日お参りしていた時にも急に雨が降ってきたことがあったっけなぁ・・・
もしかして母が涙を流して喜んでくれてるのかもしれへんなぁ・・・
(それともお菓子がよっぽど美味しかったんかな?)(* ̄∇ ̄*)
rumichan2525 at 01:25|Permalink│Comments(0)
2021年11月14日
独り言
夫はテレビに向かって「うん、うん」と声を出して頷いたり「そやな〜」とつぶやくことが多い。
キッチンの隣のユーティリティーで、アイロンやパソコンなどをすることが多い私は、ダイニングでテレビを観ている夫が独り言を言ってるのか、私に何かを話しているのか聞き取りづらいことがある。
夫の声に気づかずに返事をしないでいると、夫からは
「〇✖△・・・無視かいっ!」
という言葉が飛んでくる。
「え?何?」
と言いながらユーティリティーから出て夫の話を聞かないと夫の機嫌をそこねるので、
最近は、夫が何を言ってるのかわからない時でも
「ふんふん、そうやね〜」
と言うようにしている。
本当に話をしたいならこっちに来て顔を見て話すのが普通やと思うけどな・・・
ある日のこと・・・
私が食事時に仕事のグチか何かを夫に話したことがあった。
食卓を挟んで向かい合っていたので礼儀正しい私は夫の目を見て話していた。
夫は相槌を打ちながら聞いていた。
しかし、なんとなく夫が上の空なような気がしたので、
「今私は何を話してた?」
と聞いてみた。
「聞いてなかった」
「はぁ???」
自分が話を聞いてもらえない時にはあからさまに機嫌が悪くなるのに、人の話は聞かへんってど〜ゆ〜こと??
それ以降、私が話しかけても返事がない時には
「〇✖△・・・無視かぃっ!」
という言葉を使わせてもらうことにした。
便利な呪文やなぁ・・・v( ̄∇ ̄)v
キッチンの隣のユーティリティーで、アイロンやパソコンなどをすることが多い私は、ダイニングでテレビを観ている夫が独り言を言ってるのか、私に何かを話しているのか聞き取りづらいことがある。
夫の声に気づかずに返事をしないでいると、夫からは
「〇✖△・・・無視かいっ!」
という言葉が飛んでくる。
「え?何?」
と言いながらユーティリティーから出て夫の話を聞かないと夫の機嫌をそこねるので、
最近は、夫が何を言ってるのかわからない時でも
「ふんふん、そうやね〜」
と言うようにしている。
本当に話をしたいならこっちに来て顔を見て話すのが普通やと思うけどな・・・
ある日のこと・・・
私が食事時に仕事のグチか何かを夫に話したことがあった。
食卓を挟んで向かい合っていたので礼儀正しい私は夫の目を見て話していた。
夫は相槌を打ちながら聞いていた。
しかし、なんとなく夫が上の空なような気がしたので、
「今私は何を話してた?」
と聞いてみた。
「聞いてなかった」
「はぁ???」
自分が話を聞いてもらえない時にはあからさまに機嫌が悪くなるのに、人の話は聞かへんってど〜ゆ〜こと??
それ以降、私が話しかけても返事がない時には
「〇✖△・・・無視かぃっ!」
という言葉を使わせてもらうことにした。
便利な呪文やなぁ・・・v( ̄∇ ̄)v
rumichan2525 at 21:38|Permalink│Comments(0)
2021年10月25日
納骨
10月17日に千葉から兄が来て納骨を行うことになった。
コロナ禍で8月の初盆、9月の終わりの一周忌法要には兄は来られなかったので兄が大阪に来るのは四十九日の法要以来ということになる。
お寺さんに実家の墓地まで来ていただき、お墓の開眼供養と納骨をお願いすることとなった。
「何が必要ですか?」
例によってわからないことだらけだったので一周忌の折にお寺さんに質問をした。
「机とおりんとお供え物とお花ですねぇ」
ネットで検索していると、事前に埋葬許可書を管理事務所に提出しなければならないということがわかり、あわてて墓地まで出向いた。
その日にお墓の工事が行われたので、少し様子を見に行ったら、お墓にはさらしがぐるぐる巻きにされていた。
お墓の周りの土はすべて入れ替えてあり、元々あったお墓の花立ても新調されてとてもきれいになっていた。
日曜日の納骨式の天気は朝8時まで雨が降り続く予報だった。
延期するかどうか悩んだが、お寺さんと兄の予定のすり合わせが大変なので決行することにした
当日の朝は雨が降っていたが、天気予報通り10時頃には雨が止んだ。
石材店に準備をお願いしておいたので、机の上には昆布、椎茸、高野豆腐、紅白のお餅、なすび、人参、りんご、ぶどうなどが供えられ、花立てにはトルコ桔梗、かすみ草、カーネーションなどの洋風の花が供えられていた。
新しく建てた両親のお墓に巻いたさらしを兄が取り、骨壺からさらしの袋に移し替えられた両親のお骨をお墓の横から穴を掘って土の中に埋める。
参列した兄、私、海、しゅんしゅんの順に少しずつ土をお骨にかけていく・・・
そしてお寺さんにお経をあげてもらい、30分ほどで納骨式が終わった。
「お昼どうする?」
兄は関東では味わえない美々卯のうどんがどうしても食べたいようだったので、海としゅんしゅんを連れて美々卯に食事に行った。
(どんだけうどん好きやねん!)
11時過ぎに到着して、ちょっと早いお昼になってしまったが、店がどんどん混んで並びだしたので早めの昼食でよかったかもしれない。
無事納骨が終わり、両親の死にまつわる色々な行事が少し落ち着いたかなという気がする。
母が亡くなったあの日の光景は脳裏から消え去ることはないだろう。
けれど、少しずつ前に進んでいかなくてはと思う。
生前母は、祖父の納骨を終えた後、一週間毎日お墓に通ったと自慢(?)していたので、納骨後も1週間はお墓参りに通うことにした。
兄は火曜日まで休みを取って片付けてくれていたので、2日間は2人で墓参りをし、兄が帰ってからは日曜日まで毎日お墓に通った。
木曜日にマンションの排水管清掃があったが、仕事の前の9時に来てもらい、それまでは必死で片付けた。
疲れはピークに達していた。
この何年か、到底できそうにないことを
「大丈夫!私はできる!」
という呪文(?)で乗り越えてきたような気がする。
カラスの仕業だろうか、供花が抜き取られていた日もあったが、毎日通う一週間、お花は枯れずに美しいままだった。
花が好きだった母がきっと喜んでくれたと思う〜♪
知らんけど!v( ̄∇ ̄)v
コロナ禍で8月の初盆、9月の終わりの一周忌法要には兄は来られなかったので兄が大阪に来るのは四十九日の法要以来ということになる。
お寺さんに実家の墓地まで来ていただき、お墓の開眼供養と納骨をお願いすることとなった。
「何が必要ですか?」
例によってわからないことだらけだったので一周忌の折にお寺さんに質問をした。
「机とおりんとお供え物とお花ですねぇ」
ネットで検索していると、事前に埋葬許可書を管理事務所に提出しなければならないということがわかり、あわてて墓地まで出向いた。
その日にお墓の工事が行われたので、少し様子を見に行ったら、お墓にはさらしがぐるぐる巻きにされていた。
お墓の周りの土はすべて入れ替えてあり、元々あったお墓の花立ても新調されてとてもきれいになっていた。
日曜日の納骨式の天気は朝8時まで雨が降り続く予報だった。
延期するかどうか悩んだが、お寺さんと兄の予定のすり合わせが大変なので決行することにした
当日の朝は雨が降っていたが、天気予報通り10時頃には雨が止んだ。
石材店に準備をお願いしておいたので、机の上には昆布、椎茸、高野豆腐、紅白のお餅、なすび、人参、りんご、ぶどうなどが供えられ、花立てにはトルコ桔梗、かすみ草、カーネーションなどの洋風の花が供えられていた。
新しく建てた両親のお墓に巻いたさらしを兄が取り、骨壺からさらしの袋に移し替えられた両親のお骨をお墓の横から穴を掘って土の中に埋める。
参列した兄、私、海、しゅんしゅんの順に少しずつ土をお骨にかけていく・・・
そしてお寺さんにお経をあげてもらい、30分ほどで納骨式が終わった。
「お昼どうする?」
兄は関東では味わえない美々卯のうどんがどうしても食べたいようだったので、海としゅんしゅんを連れて美々卯に食事に行った。
(どんだけうどん好きやねん!)
11時過ぎに到着して、ちょっと早いお昼になってしまったが、店がどんどん混んで並びだしたので早めの昼食でよかったかもしれない。
無事納骨が終わり、両親の死にまつわる色々な行事が少し落ち着いたかなという気がする。
母が亡くなったあの日の光景は脳裏から消え去ることはないだろう。
けれど、少しずつ前に進んでいかなくてはと思う。
生前母は、祖父の納骨を終えた後、一週間毎日お墓に通ったと自慢(?)していたので、納骨後も1週間はお墓参りに通うことにした。
兄は火曜日まで休みを取って片付けてくれていたので、2日間は2人で墓参りをし、兄が帰ってからは日曜日まで毎日お墓に通った。
木曜日にマンションの排水管清掃があったが、仕事の前の9時に来てもらい、それまでは必死で片付けた。
疲れはピークに達していた。
この何年か、到底できそうにないことを
「大丈夫!私はできる!」
という呪文(?)で乗り越えてきたような気がする。
カラスの仕業だろうか、供花が抜き取られていた日もあったが、毎日通う一週間、お花は枯れずに美しいままだった。
花が好きだった母がきっと喜んでくれたと思う〜♪
知らんけど!v( ̄∇ ̄)v
rumichan2525 at 17:30|Permalink│Comments(0)
2021年08月13日
お墓参り
お盆期間中がずっと雨の予報だったので、お墓参りを早めに済ませることにした。
前回ゴールデンウイークに兄と3時間かけて草むしりをしてから3か月経つ。
もしかしたらまた草ボーボーかもしれないので、うちのオタクを2人連れていくことにした。
朝、実家で仏壇に手を合わせ、ろうそくを半紙でぐるぐる巻きにし、お線香をまとめる。
コーナンで墓花を選ぶ。
なぜか造花のほおずき入りやったけど、398円なら仕方ないか・・・
12時前にやっと出発。
ジャングル化していないかとドキドキしながらお墓に向かう。
・・・
すると霊園の中で道に迷ってしまった。
ぐるっと回ってやり直し、なんとかお墓に到着。
やはりお墓は草ボーボー。
草むしりなどやったことのない息子たちも汗だくになりながら2時間かけてなんとか綺麗になった。
4か月、ほぼ毎日お経をあげていると、般若心経も覚えられるもんやなぁ・・・
でも途中やっぱり怪しい部分が・・・
近所のお墓ではYouTubeでお経を流していたと、海が言っていた。
なるほど!そういう手もあったのね!
二人へのご褒美はゴダイゴがCM音楽を担当しているマクドをお持ち帰り。
日頃外へ出ない2人はかなり疲れていた様子。
ご先祖さまも喜んでくれたかなぁ・・・
前回ゴールデンウイークに兄と3時間かけて草むしりをしてから3か月経つ。
もしかしたらまた草ボーボーかもしれないので、うちのオタクを2人連れていくことにした。
朝、実家で仏壇に手を合わせ、ろうそくを半紙でぐるぐる巻きにし、お線香をまとめる。
コーナンで墓花を選ぶ。
なぜか造花のほおずき入りやったけど、398円なら仕方ないか・・・
12時前にやっと出発。
ジャングル化していないかとドキドキしながらお墓に向かう。
・・・
すると霊園の中で道に迷ってしまった。
ぐるっと回ってやり直し、なんとかお墓に到着。
やはりお墓は草ボーボー。
草むしりなどやったことのない息子たちも汗だくになりながら2時間かけてなんとか綺麗になった。
4か月、ほぼ毎日お経をあげていると、般若心経も覚えられるもんやなぁ・・・
でも途中やっぱり怪しい部分が・・・
近所のお墓ではYouTubeでお経を流していたと、海が言っていた。
なるほど!そういう手もあったのね!
二人へのご褒美はゴダイゴがCM音楽を担当しているマクドをお持ち帰り。
日頃外へ出ない2人はかなり疲れていた様子。
ご先祖さまも喜んでくれたかなぁ・・・
rumichan2525 at 10:38|Permalink│Comments(0)
2021年08月12日
初盆
7月に入り、千葉に住む兄から連絡があった。
「連休を利用してそっちに行って片付けようと思ってる」
「え〜!コロナすごいのにやめといた方がええんちゃうん?」
「あ、それは頭になかった」
夏休みにこっちに来るならワクチンの接種も早めに済ませようと思ってるはずやと勝手に思い込んでいた私に兄は畳みかける。
「ワクチンは仕事の関係で夏休みには打てそうにない」
「翌日休まんでええように金曜日に打とうと思って・・・」
などと超のんきに宣う。
それって絶対盆休みに戻ってこられへんパターンやん!
「初盆ど〜するん?」
「そうそう、こっちでも初盆どうするのって言われたわ」
オイオイ・・・(; ̄Д ̄)
親戚付き合いのほとんどなかった我が家でお盆のイベントなどやった覚えがない。
父の介護が始まってからはお寺さんに来ていただくことさえままならなかった。
「大阪に帰るのは難しいけれど初盆はやってあげたい」
という兄の意向もあり、兄抜きで初盆イベントを決行することになった。
まずはおきまりのネット検索から・・・
キュウリとなすび???白い提灯・・
もうどうしていいかわからない。
お布施はどれぐらい包むんやろか?
これはお笑い部長に聞いてみた。
お笑い部長はお義母さんにも聞いてくれてアドバイスしてくれた。
(持つべきものは友やなぁ・・・)
とりあえずお寺さんに電話で相談。
初盆は普通のお盆より早めに済ませる家庭が多いとのことで、8月上旬で来ていただく日程を調整し、何をお供えすればいいのかを聞いてみた。
「お花とごはんとお饅頭、故人の好きだった物などをお供えしてください。
キュウリやなすびは特に飾らなくてもいいですよ。
盆提灯も住んでないなら必要ないと思います。
落雁ね・・・あれ私、好きじゃないんですよね・・・」
(お寺さんの好みかぃ!!)
ってことでまずは駅前の花屋さんラ・フルールで供花とついでにハスの実入りの仏花も注文。
毎朝両親がパンにのっけて食べていたバナナとキーウイ、色どりのよい桃。
病院通いが始まってからは呑めなくなったけどお酒好きの父には日本酒、母にはむか新でお饅頭と洋菓子を準備。
供花は前日に受け取りに行った。
ハスの実とほおずき、変わり種のトルコ桔梗、カラー、マムなどが入ってカラフルだけれど落ち着いた感じのアレンジメントに仕上げてくれていた。
当日は兄が来ないので海ちゃんとしゅんしゅんを連れて行き、こじんまりと初盆法要が始まった。
時間にして15分ぐらいでお経が終わり、お寺さんが
「これをお願いしているんですが、別に強制ではないので・・・」
と月謝袋のような封筒を差し出した。
お寺を維持する年会費的な物だったが、財布に一万円札が入っていないことを知っていた私はうろたえた。
「も・・・持ち合わせが・・・」
「いやいや、ご無理なさらないでください」
そこで海が「俺もってるで」
頼りになる息子!!
なんとかかき集めた年会費を支払い、ドタバタの初盆を無事に行うことができた。
兄は8月の終わりにやっと1回目のワクチン接種予約を入れたらしい。
こんなドタバタの初盆・・・
きっと両親は空の上で笑ってると思うわ!!
(⌒-⌒)
「連休を利用してそっちに行って片付けようと思ってる」
「え〜!コロナすごいのにやめといた方がええんちゃうん?」
「あ、それは頭になかった」
夏休みにこっちに来るならワクチンの接種も早めに済ませようと思ってるはずやと勝手に思い込んでいた私に兄は畳みかける。
「ワクチンは仕事の関係で夏休みには打てそうにない」
「翌日休まんでええように金曜日に打とうと思って・・・」
などと超のんきに宣う。
それって絶対盆休みに戻ってこられへんパターンやん!
「初盆ど〜するん?」
「そうそう、こっちでも初盆どうするのって言われたわ」
オイオイ・・・(; ̄Д ̄)
親戚付き合いのほとんどなかった我が家でお盆のイベントなどやった覚えがない。
父の介護が始まってからはお寺さんに来ていただくことさえままならなかった。
「大阪に帰るのは難しいけれど初盆はやってあげたい」
という兄の意向もあり、兄抜きで初盆イベントを決行することになった。
まずはおきまりのネット検索から・・・
キュウリとなすび???白い提灯・・
もうどうしていいかわからない。
お布施はどれぐらい包むんやろか?
これはお笑い部長に聞いてみた。
お笑い部長はお義母さんにも聞いてくれてアドバイスしてくれた。
(持つべきものは友やなぁ・・・)
とりあえずお寺さんに電話で相談。
初盆は普通のお盆より早めに済ませる家庭が多いとのことで、8月上旬で来ていただく日程を調整し、何をお供えすればいいのかを聞いてみた。
「お花とごはんとお饅頭、故人の好きだった物などをお供えしてください。
キュウリやなすびは特に飾らなくてもいいですよ。
盆提灯も住んでないなら必要ないと思います。
落雁ね・・・あれ私、好きじゃないんですよね・・・」
(お寺さんの好みかぃ!!)
ってことでまずは駅前の花屋さんラ・フルールで供花とついでにハスの実入りの仏花も注文。
毎朝両親がパンにのっけて食べていたバナナとキーウイ、色どりのよい桃。
病院通いが始まってからは呑めなくなったけどお酒好きの父には日本酒、母にはむか新でお饅頭と洋菓子を準備。
供花は前日に受け取りに行った。
ハスの実とほおずき、変わり種のトルコ桔梗、カラー、マムなどが入ってカラフルだけれど落ち着いた感じのアレンジメントに仕上げてくれていた。
当日は兄が来ないので海ちゃんとしゅんしゅんを連れて行き、こじんまりと初盆法要が始まった。
時間にして15分ぐらいでお経が終わり、お寺さんが
「これをお願いしているんですが、別に強制ではないので・・・」
と月謝袋のような封筒を差し出した。
お寺を維持する年会費的な物だったが、財布に一万円札が入っていないことを知っていた私はうろたえた。
「も・・・持ち合わせが・・・」
「いやいや、ご無理なさらないでください」
そこで海が「俺もってるで」
頼りになる息子!!
なんとかかき集めた年会費を支払い、ドタバタの初盆を無事に行うことができた。
兄は8月の終わりにやっと1回目のワクチン接種予約を入れたらしい。
こんなドタバタの初盆・・・
きっと両親は空の上で笑ってると思うわ!!
(⌒-⌒)
rumichan2525 at 15:00|Permalink│Comments(0)
2021年06月13日
夢
誕生日に夢を見た。
私は母と、病院の待合室の長椅子に座っていた。
お母さんが死んでしまったなんて、やっぱり夢やったんやわ!
私は嬉しくなって言った。
「お母さん、私・・・お母さんが死んでしまった夢を見てん」
夢でよかった・・・
心からそう思って、母の顔を見ると、その人は母ではなかった・・・
誕生日プレゼントにしたらちょっと残酷・・・(´;ω;`)
私は母と、病院の待合室の長椅子に座っていた。
お母さんが死んでしまったなんて、やっぱり夢やったんやわ!
私は嬉しくなって言った。
「お母さん、私・・・お母さんが死んでしまった夢を見てん」
夢でよかった・・・
心からそう思って、母の顔を見ると、その人は母ではなかった・・・
誕生日プレゼントにしたらちょっと残酷・・・(´;ω;`)
rumichan2525 at 01:23|Permalink│Comments(0)
2021年06月02日
ダメ元
令和2年に父が源泉徴収された所得税は28000円ほどだった。
父が生きていた9か月の間に支払った医療費は、なんと70万円!
父が入所していた特養の費用は半分ぐらいが医療費とみなされる。
そこに母の医療費も加わるので例年の3倍ほどに膨れ上がった。
医療費控除の確定申告をすれば源泉徴収された28000円は十分に戻ってくる。
ただ、亡くなった人の確定申告は死亡後4か月以内に手続きしなければならない。
父が亡くなってからバタバタしていてあっという間に期限の4か月は過ぎ去ってしまった。
母が亡くなる少し前にやっと書類が出来上がり、提出しようとした矢先に母が亡くなってしまったので、また提出が遅れた。
結局、母2分の1、兄と私が4分の1ずつもらうという書類を4月の初めに提出した。
「ダメ元やで〜」
兄にはそう報告しておいた。
そして5月24日に還付金が振り込まれた。
「お母さん、ダメ元で出した確定申告 大成功やったよ〜」
「ほんと〜!すごいね〜」
母が生きていたらきっとそう言ってくれたやろなぁ
父が生きていた9か月の間に支払った医療費は、なんと70万円!
父が入所していた特養の費用は半分ぐらいが医療費とみなされる。
そこに母の医療費も加わるので例年の3倍ほどに膨れ上がった。
医療費控除の確定申告をすれば源泉徴収された28000円は十分に戻ってくる。
ただ、亡くなった人の確定申告は死亡後4か月以内に手続きしなければならない。
父が亡くなってからバタバタしていてあっという間に期限の4か月は過ぎ去ってしまった。
母が亡くなる少し前にやっと書類が出来上がり、提出しようとした矢先に母が亡くなってしまったので、また提出が遅れた。
結局、母2分の1、兄と私が4分の1ずつもらうという書類を4月の初めに提出した。
「ダメ元やで〜」
兄にはそう報告しておいた。
そして5月24日に還付金が振り込まれた。
「お母さん、ダメ元で出した確定申告 大成功やったよ〜」
「ほんと〜!すごいね〜」
母が生きていたらきっとそう言ってくれたやろなぁ
rumichan2525 at 01:24|Permalink│Comments(0)
2021年05月26日
不死身の22955
母が生前愛用していたサプリメント
「ニンニク ゴー!ゴー!」
【イラストは噴火する桜島・・・】
飲んだとたんに元気が出そうな素敵なネーミングである。
母が亡くなって、3袋ぐらいずつ送られていたことをふと思い出した私は、配送を止めてもらおうと電話をかけた。
「すみません、母が亡くなったので、注文しているニンニク ゴー!ゴー!を送るのを止めてもらえますか?」
「そうでしたか。わかりました。」
丁寧に受け答えしてくれた電話口の女性は言った。
「お役に立てず申し訳ありませんでした」
お役に立てず???
そうか!
飲んでても亡くなってしまったからお役に立てなかったのね・・・??
( ̄▽ ̄;)
「ニンニク ゴー!ゴー!」
【イラストは噴火する桜島・・・】
飲んだとたんに元気が出そうな素敵なネーミングである。
母が亡くなって、3袋ぐらいずつ送られていたことをふと思い出した私は、配送を止めてもらおうと電話をかけた。
「すみません、母が亡くなったので、注文しているニンニク ゴー!ゴー!を送るのを止めてもらえますか?」
「そうでしたか。わかりました。」
丁寧に受け答えしてくれた電話口の女性は言った。
「お役に立てず申し訳ありませんでした」
お役に立てず???
そうか!
飲んでても亡くなってしまったからお役に立てなかったのね・・・??
( ̄▽ ̄;)
rumichan2525 at 21:14|Permalink│Comments(0)
2021年05月19日
コロナ
母が亡くなって2週間ぐらい経った金曜日に旦那の実家の義父と義妹がコロナにかかったという連絡が入った。
義母も発熱しているという・・・
「え〜!?」
知り合いでコロナにかかった人はいない。
でも旦那の実家は大阪市北区。
義父はデイサービスに通っていたのでもしかしたらそこで感染したのか・・・
週が明け義母も感染していることがわかった。
3人とも自宅で療養していたが、義父と義母はあまり状態が良くなかったようで救急車を呼んだ。
ところが入院する病院が見つからず、しばらく自宅待機・・・
救急隊員がつききりで酸素吸入をしてくれていたらしい。
ニュースでやっていることがそのまんまやん!!!
夜中になってやっと義父が入院できることになった。
翌朝、義母も入院できたが、エクモが無い病院なので重症化したら対応できないと言われたらしい。
幸い2人ともなんとか快方に向かい、義母は退院できたそうだ。
義父は要介護5になったので退院後施設に入所した。
妹も元気になったけれど、今度は弟の感染がわかった・・・
大阪ヤバいわ
早くワクチンが行き渡らへんかなぁ・・・
義母も発熱しているという・・・
「え〜!?」
知り合いでコロナにかかった人はいない。
でも旦那の実家は大阪市北区。
義父はデイサービスに通っていたのでもしかしたらそこで感染したのか・・・
週が明け義母も感染していることがわかった。
3人とも自宅で療養していたが、義父と義母はあまり状態が良くなかったようで救急車を呼んだ。
ところが入院する病院が見つからず、しばらく自宅待機・・・
救急隊員がつききりで酸素吸入をしてくれていたらしい。
ニュースでやっていることがそのまんまやん!!!
夜中になってやっと義父が入院できることになった。
翌朝、義母も入院できたが、エクモが無い病院なので重症化したら対応できないと言われたらしい。
幸い2人ともなんとか快方に向かい、義母は退院できたそうだ。
義父は要介護5になったので退院後施設に入所した。
妹も元気になったけれど、今度は弟の感染がわかった・・・
大阪ヤバいわ
早くワクチンが行き渡らへんかなぁ・・・
rumichan2525 at 00:28|Permalink│Comments(0)