痩せない理由ふたりでできるもん🎵

2018年08月20日

しょうこのオーダーシューズ

「お母さん、実習行く時パンプスを履いていかなあかんねんけど、入学式の時のん痛いねん」

3回生になったしょうこはこの夏休み中に企業の食堂で2週間の実習に通うことになっている。
「そうかぁ・・・合う靴があればいいけど、なかったらオーダーした方が足のためにもいいやろうなぁ」
私は昔百貨店でパートをしていたことがあり、パンプスで長時間立っていたせいで外反母趾に苦しんでいる。
合わない靴を履く辛さはよくわかるので、娘にはそんな思いをさせたくないなぁと思った。

どちらにしてもオーダーシューズは今回の実習には間に合わない。
まずは挨拶に行くためにパンプスを買いにシューズ愛ランドへ・・・

しょうこは棚に並んだ黒いパンプスを片っ端から履いていった。
しかし、なかなかしょうこの足に合うパンプスは見つからない。
サイズがちょうどいいと思ってもなぜか踵が脱げてしまう。
店員さんも一生懸命探してくれたが、これという物は見つからなかった。
それでもこれなら履けるかも・・・というパンプスに分厚い中敷きをプラスして購入。
さらに100均に売っていた透明のバンドをつけて踵を引きずらないようにして、とりあえず挨拶には行ってきた。

「就活になったらこんな靴では無理やわ・・・」

そやろなぁ・・・

「こうなったらオーダーメードしかないんちゃうかな・・・」

ということで「オーダーシューズ 大阪」と検索して、ヒットした中からよさそうな店に予約を入れた。
値段はそこそこ高い・・・
というか普段買う靴の10倍はする。

でも背に腹は代えられない。

予約を入れた日・・・
道に迷いながら着いたお店は古い長屋のような雰囲気だった。
呼び鈴ないし!
ガラガラっ!
「すみませ〜ん」
いざ店内へ・・・

靴を脱いで階段を上がっていくと店主さんが迎えてくれた。
「娘に合う靴がなくて・・・」
「普段何センチの靴を履いているんですか?」
「23.5ぐらいかな」
「もしかしたら大きすぎるのかもしれませんよ。」
「もし細すぎる足なら木型が別料金になります。」
「ぎょえ!聞いてないし!」

「とりあえず測ってみましょうか」

紙の上に足をのせ、足の形を不思議な道具でなぞっていく。
「22.5センチですね。」

次は足の甲のサイズを測る
「めちゃめちゃ細いですよ」
おもむろに表のような物を出してきた店主。
「これはJIS規格の表です。足の甲の周りが20.5センチということは、足の長さが19.5センチの人の一番細い人より細いということです」
「19.5センチって・・・子どもか!」

ということで木型から作るオーダーシューズを注文することになった・・・

パートの給料の3か月分やん!

婚約指輪かっ!v( ̄∇ ̄)v


rumichan2525 at 02:07│Comments(0)しょうこ 

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