金賞しゅんしゅんのひざ小僧

2014年09月03日

トイレの神様の入院

美しい合唱に浸った次の日、母から電話がかかってきた。
「お父さん、血便が出てるのよ…」
前回は、かかりつけ医の診察を受けたために入院が遅れた教訓もあり、今回は清恵会病院へ直接連れていった。

1時間ほど待たされ、まずは内科へ…
「痔ではなさそうですね…」
ということで外科へ…
外科ではフレンドリーな先生が、父のお尻につっこんだ指を見せてくれた。
「ほら、奥の方に血の塊がついてるでしょ。これは痔の出血じゃなさそうですね。」
ということで内視鏡検査をするために入院となった。

腸の内視鏡検査のためには下剤を飲み、2リットルの水を飲んで腸内を空っぽにしなければならないl.
年寄りにその検査はつらいので、入院してもらうということらしい。

そして検査の結果、「虚血性大腸炎」ということがわかった。
腸に血液が行き届かなくなり、腸壁が厚くなってしまって便もでにくくなるらしい。

腸を休めるために流動食と点滴で2週間ほど入院しなければならなくなった。

ということで私も毎日病院通いの日々が始まった。

流動食のメニューは

重湯150g
梅びしおくず湯
かぼちゃペースト
和風スープ
アイスクリーム

てな感じで、当然水分ばかり。
点滴も入っているのですぐにトイレに行きたくなる。

父は前回の入院以降、ずっとカテーテルをつけて過ごしているんやけど、最近前立腺が小さくなったせいか、カテーテルの横から尿がもれる。
もれないように立ち位置に気をつけながら用足しをして、カテーテルの蓋も閉めて…
なかなか難易度の高いトイレタイムになっている。

前回の入院では公衆電話を求めてさまよったりしていたので、今回は携帯電話を置いてきた。
ちゃんと廊下にでて通話をしているらしく、寂しくなると電話がかかってくる。

「なかなかけ〜へんから心配してるんやけど」

心配なんはこっちの方や!!v( ̄∇ ̄)v



rumichan2525 at 11:44│Comments(0)TrackBack(0)家族 

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